アルコールを打ち倒す言葉!
こんばんは。バイクです!
今、AAA(仮称)のミーティングから帰ってきたところです。
アルコールから立ち直ろうとする仲間が集まって、経験とちからを分かち合います。
一人一人が、これまでの苦しい人生や、人にかけた迷惑、新しい希望などをたんたんと語り、みな、他の人の体験談を心を込めて聴きます。
すると、いつしかみんなアルコールや失敗した人生から見事に立ち直っていくんです。
なぜか?
それにこたえる前に、依存症というのは、アルコールのみならず、自助グループができるまでは不治の病だったのです。
何年閉鎖病棟に閉じ込めておいても、退院するとまた飲んでしまう。
そうしているうちに、体や脳をこわして死んでいく。
かならず死にいたる進行性の病気だったのです。
ところが、AAA(仮称)、断酒会などの自助グループが、病院のやれなかったことをやったのです。
自助グループのミーティング、断酒会の例会が、ちから、を持っていたからでした。
人と人とのつながり。
これがもつ大きな力が、近代医学という「科学」からこぼれていたのですね。
また、医学が見落としていたものは、もう一つありました。
アルコール依存症という病気を治すのをがんばっていた医学は、患者の人生を回復させることは、考えもつかなかったのです。
患者さんは、病にも病んでいたけど、病の背後の「人生」も病んでいたのでした。
このように、人のつながりという、大きな力の中で、自分の人生の病んでいた部分を語っていくと、いつしか人生とこころは「健康」をとりもどしていくのでした。
そこで最後に問題です。
「大酒のみ」と「アルコール中毒」のちがいは?
これはバイク個人の考えですが、やはり、人生が病んでいるかどうかでしょうね。
海を飲み干すように飲む人でも、そのひとの人生が健康だったら、ただの「大酒のみ」です。
では。
そんなに目茶目茶飲まない人でも、お酒の背後で人生が病んでいる、お酒なしでは自分の人生を解決できない人は、ご用心ですね!
しかし、コケても自助グループがありますから大丈夫ですよ。
今日もいい体験談をできました。