キリスト時々アルコール

コロナの中、自分も社会もがんばれるようにつづっています。

アルコールを打ち倒す言葉!

 こんばんは。バイクです!

 今、AAA(仮称)のミーティングから帰ってきたところです。

 AAA(仮称)とは、アルコール依存症自助グループ

 アルコールから立ち直ろうとする仲間が集まって、経験とちからを分かち合います。

 

 一人一人が、これまでの苦しい人生や、人にかけた迷惑、新しい希望などをたんたんと語り、みな、他の人の体験談を心を込めて聴きます。

 すると、いつしかみんなアルコールや失敗した人生から見事に立ち直っていくんです。

 

 なぜか?

 それにこたえる前に、依存症というのは、アルコールのみならず、自助グループができるまでは不治の病だったのです。

 何年閉鎖病棟に閉じ込めておいても、退院するとまた飲んでしまう。

 そうしているうちに、体や脳をこわして死んでいく。

 かならず死にいたる進行性の病気だったのです。

 

 ところが、AAA(仮称)、断酒会などの自助グループが、病院のやれなかったことをやったのです。

 自助グループのミーティング、断酒会の例会が、ちから、を持っていたからでした。

 人と人とのつながり。

 これがもつ大きな力が、近代医学という「科学」からこぼれていたのですね。

 

 また、医学が見落としていたものは、もう一つありました。

 アルコール依存症という病気を治すのをがんばっていた医学は、患者の人生を回復させることは、考えもつかなかったのです。

 患者さんは、病にも病んでいたけど、病の背後の「人生」も病んでいたのでした。

 

 このように、人のつながりという、大きな力の中で、自分の人生の病んでいた部分を語っていくと、いつしか人生とこころは「健康」をとりもどしていくのでした。

 

 そこで最後に問題です。

 「大酒のみ」と「アルコール中毒」のちがいは?

 これはバイク個人の考えですが、やはり、人生が病んでいるかどうかでしょうね。

 海を飲み干すように飲む人でも、そのひとの人生が健康だったら、ただの「大酒のみ」です。

 では。

 そんなに目茶目茶飲まない人でも、お酒の背後で人生が病んでいる、お酒なしでは自分の人生を解決できない人は、ご用心ですね!

 

 しかし、コケても自助グループがありますから大丈夫ですよ。

 今日もいい体験談をできました。

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