自閉症児が人の顔を覚えるのがヘタなわけ。
こんばんは。バイクです!
今、自助グループのミーティングから帰ってきたところです。
今日出かける前のお話です。
夕食の食材を買いに行きつけのスーパーへ行ったら。
10/1。消費税とともにチェンジ!
キャッシャーさん達の制服も変わっていました。
一番の変わり目は、帽子です。
ファーストフード風の紙帽子だったのが、
バンダナ?頭巾?に変わっていましたよ。
で、僕は軽くパニック起こしました。
理由は、
みんな誰か、判別がつかなかったからです!
これは、自閉症の子が、人の顔を覚えるのが不得意なのと、非常に関連しています。
まず、第一に、「顔など、全体像をとらえるのが苦手で、細部にこだわる」のです。
分析得意の総合不得意、みたいなもんですね。
木を見て森を見ない、風な子が、自閉症児には多いです。
で、僕は、紙帽子で、スーパー〇〇のキャッシャーさん、と認識していたのでした。
わかりにくいかもしれませんけど、ほんとに僕は顔を覚えられないのです。
だから、帽子が、唯一の目印だったようなもんですね。
で、帽子がなくなったら、判別できなくなったと。
これは、普通の人でも、こういう形であることです。
トレードマーク(例えばパイプ)が強烈だった人で、「〇〇サンと言えばパイプ」みたいな人がいたとします。
その〇〇さんが、ある日、初めて人前にパイプなしで登場した!
みんなは、「なんか別人みたい」と、口々にいいました。
みんなトレードマークで〇〇さんを認識していたのでした。
自閉症児に見られるのは、これの強烈なやつだと思ってください。
まあ、お初で驚いたわけで、二回目からは驚愕はしないですが、今日はびっくりした次第です。
それでは、みなさん、よい夜を。
バイクでした。