キリスト時々アルコール

コロナの中、自分も社会もがんばれるようにつづっています。

自閉症児が人の顔を覚えるのがヘタなわけ。

 こんばんは。バイクです!

 今、自助グループのミーティングから帰ってきたところです。

 

 今日出かける前のお話です。

 夕食の食材を買いに行きつけのスーパーへ行ったら。

 10/1。消費税とともにチェンジ!

 キャッシャーさん達の制服も変わっていました。

 一番の変わり目は、帽子です。

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 ファーストフード風の紙帽子だったのが、

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 バンダナ?頭巾?に変わっていましたよ。

 で、僕は軽くパニック起こしました。

 理由は、

 みんな誰か、判別がつかなかったからです!

 

 これは、自閉症の子が、人の顔を覚えるのが不得意なのと、非常に関連しています。

 まず、第一に、「顔など、全体像をとらえるのが苦手で、細部にこだわる」のです。

 分析得意の総合不得意、みたいなもんですね。

 木を見て森を見ない、風な子が、自閉症児には多いです。

 

 で、僕は、紙帽子で、スーパー〇〇のキャッシャーさん、と認識していたのでした。

 わかりにくいかもしれませんけど、ほんとに僕は顔を覚えられないのです。

 だから、帽子が、唯一の目印だったようなもんですね。

 

 で、帽子がなくなったら、判別できなくなったと。

 

 これは、普通の人でも、こういう形であることです。

 トレードマーク(例えばパイプ)が強烈だった人で、「〇〇サンと言えばパイプ」みたいな人がいたとします。

 その〇〇さんが、ある日、初めて人前にパイプなしで登場した!

 みんなは、「なんか別人みたい」と、口々にいいました。

 

 みんなトレードマークで〇〇さんを認識していたのでした。

 

 自閉症児に見られるのは、これの強烈なやつだと思ってください。

 まあ、お初で驚いたわけで、二回目からは驚愕はしないですが、今日はびっくりした次第です。

 

 それでは、みなさん、よい夜を。

 バイクでした。