キリスト時々アルコール

コロナの中、自分も社会もがんばれるようにつづっています。

げんきになるため武士道を学ぼう!

 こんばんは、バイクです!

 今日はちょっと忙しかったです。

 作業所のあと、訪問看護、ホームヘルプ。

 で、夕食のあと、県内最大の本屋に行って、買ってきました。 


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 元気になるため、ブシドーを学ぼう!

 

 ドストエフスキーの次に僕が愛す、鴎外の『渋江抽斎』です。

 読んではなくし、読んでは痛み、今日買ったので4代目。

 元気になろっと。

 

 しかし、これを書いた、森鴎外は、元気な人生だったかなあ?

 生きているときはまさに超人。

 軍医総監。陸軍中将。帝室博物館総長。文学・医学博士。そして明治最大の文豪。

 医師としても、軍人としても、官僚としても、そして作家としても、それぞれの道で頂点に上り詰めた巨人です。

 

 が、亡くなる時は、「墓には、余は岩見人、森林太郎として死せり。とだけ刻め。」

 と言い、「馬鹿馬鹿しい。」と言って死んだそうです。

 

 肩書・地位など、鴎外は重荷だったのか?それともいらなかったのか?また無意味と感じていたのか?

 それとも、「はだかの人間」としての強靭な生き方だったのか。

 

 さきほど、くだんの友人と話しましたが、

 鴎外は、最大の絶望者か、最強の強い生き方をした人間か、どちらかだろうね、と意見しあいました。

 

 僕としては、後者を信じたいです。

 現時点、ちょっと絶望していますが、信じたいものだと思っています。

 

 みなさんは、どちらですか?

 

 バイク拝。