誰もがみとめる頂点。『聖母たちのララバイ』
おはようございます。バイクです。
いやー、この時間ですが目が覚めてしまいました。
パソコンディスプレイの灯りのみで、闇の中にいます。(目にわるいぞー。)
宏実ちゃんコーナーは、あと三日にしようと思っています。
彼女の頂点。結婚にやぶれた苦悩からの脱出。現在の完成、境地。
そんな中、誰もが認める岩崎宏実全盛期の頂点は、『聖母たちのララバイ』でしょう！
これは、彼女のベストヒットであるばかりではなく、昭和歌謡を代表する名曲です。
発表されたのは、これまた８０年代の名作・『火曜サスペンス劇場』のエンディングテーマとしてでした。
が、第一回が終了すると、テレビ局の電話が全回線鳴り響いたそうです。
問い合わせは番組の内容ではなく、すべて岩崎宏実の歌う主題歌についてでした。
「この街は戦場だから、男はみんな傷を負った戦士」みたいなこころ打つ詩と、幻想さえただようメロディーに日本中がころされちゃったたわけですね。
用意した動画は、岩崎のエジプトでのコンサートのものです。
これが、彼女の歌う『マドララ』最大の絶唱と思います。
日本人観客も少なからずいましたが、「この街は戦場だから・・・」と言う一節が流れると、カイロ在住の大使館員も、商社マンも、異国で必死に生きている人々は、みな泣いたそうです。
