キリスト時々アルコール

コロナの中、自分も社会もがんばれるようにつづっています。

天使さん、たのんまっせ!

 みなさん、こんばんは。バイクです!

 明日は、日曜日とかぶっちゃうんですが(祝日より主日が優先)、教会暦では、大天使ミカエル、ラファエル、ガブリエルの祝日なんです。

 これは、ギリシャ正教ロシア正教などの東方正教会ローマ・カトリック教会、絵英国聖公会、またルーテル派教会などで祝われます。

 

 えーっ、そんな日あるのー?

 と言う読者さん、大勢いらっしゃるかと思いますが、東方正教会など、ローマ時代からの名残りを多く持っている教会では、こんな日があったりします。

 なにはともあれ、ノンクリスチャンのかたも、明日はちょっとだけ天使な日々をおくってみませんか?

 

 で、そのため、ひとつだけ、大天使ガブリエルについて説明させてくださいね。

 天使とは、神のしもべで、人間に神のメッセージを伝えたりします。

 そのなかでも、メッセンジャーとしては、ガブリエルは最大の天使なんです。

 

 まず、旧約聖書では、大預言者ダニエルに神の言葉を運びます。

 で、新約聖書では、なんと聖母マリアに、人類の救世主・イエスキリストを身ごもったことを告知します。

 さらには、コーランでは、イスラム教の開祖、ムハンマド(マホメットとも呼ばれる)に、あの『コーラン』を伝えるのです。

 

 そうです。

 地球上でただひとり、ガブリエルは、旧約聖書新約聖書コーランにみな登場する唯一の天使なんです。

 まことに顔の広い、ユダヤ・キリスト・イスラーム共通の天使なんですね。

 

 ここで重要なのは、ガブリエルが人類に届けたメッセージは、みな平和をうむメッセージ、人類を救う便りと言うことです。

 とくに、キリストの誕生、コーラン伝授、神から人類への究極のメッセージを、ガブリエルは伝えたのです。

 

 しかし今、世界を代表するこの三つの宗教は、ともに仲が悪く、地球に痛みを及ぼしています。

 いまこそ、天使にまたがんばってほしいですね。

 

 そこで。

 明日、ちょっとでいいからガブリエルに、「がんばって。」って言ってみてください。

 かならずや、みなさんの語りかけは実ります。

 どうかあした、ちょっとだけ、天使な日々を送ってみてくださいね。

 

 おまけ。

 このガブリエル。性別不明の天使の中で、唯一女性とされています。

 根拠は、イエスの母マリアへの受胎告知。

 女性一人の部屋へ押し入ってきて、若い女性に妊娠を告げるってのは、やはり同性が適当だったんでしょう。

 それで、西洋絵画では、ガブリエルは若い女性っぽくかかれることが多いです。

 

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